カードローンには、銀行カードローンと消費者金融のカードローンがあります。
どちらにもメリットとデメリットがありますが、融資スピード、審査の通りやすさ、返済金額など、多くの面で消費者金融がオススメなんです。
ただし、全ての人に無条件におすすめできるわけではありません。
ここでは、消費者金融を選ぶメリットとデメリットを解説し、オススメの大手消費者金融を紹介します。
また、最後には消費者金融のメリットを存分に活用するための、申込の流れを説明しますね。
消費者金融を選ぶ5つのメリット
まずは消費者金融のメリットについて説明します。
ここで説明するメリットの部分は、銀行カードローンにはない特徴です。
どれか一つでも外せない条件があれば、消費者金融がオススメです。
【消費者金融のメリット】
1.即日融資が可能
消費者金融の1つ目のメリットは、申込をしてから借入できるまでのスピードが早いということです。
銀行カードローンの場合は2018年から審査をきちんとするために、どの銀行でも即日融資をすることができなくなってしまいました。
消費者金融の場合、審査は最短30分で終わるので、急いでお金を用意しなければいけない時でも安心ですね。
大手の消費者金融の多くは審査を21:00まで受け付けています。 仕事が終わるのが遅い人でも、その日のうちに借りることがでますよ。
【消費者金融のメリット】
2.審査の通過率が高い
カードローンの利用は申込後に行われる審査に通過しなければできません。
できるだけ審査に落ちないように、通過率が高いところを利用したいですよね。
銀行のカードローンの場合、通過率は20~30%と言われています。
アルバイトの人でも申込できますが、この数字を見ると通過できるかどうか、不安ですよね。
銀行カードローンと比べると、大手消費者金融はかなり審査の通過率が高い傾向があります。
各社の審査通過率(新規獲得率)は公表されており、誰でもすぐに知ることができます。
カードローン会社 | 審査通過率 |
---|---|
アコム | 44.8% |
アイフル | 46.5% |
プロミス (SMBCコンシューマーファイナンス) | 45.6% |
2018年3月時点での実績
どこを選んでも50%弱の通過率があるので、銀行カードローンと比べると安心して申込できますね。
アルバイト、パート、派遣社員の人など、審査に自身のない人にもオススメです。
【消費者金融のメリット】
3.特定の銀行口座がなくても利用できる
銀行カードローンを利用する場合、その銀行の普通預金口座がないと利用できないことが多いです。
普通預金口座なしで利用した場合は、返済時の口座振替など、利用できるサービスが制限されることもあります。
それでも利用したい場合は、カードローンの申込をする前に普通預金口座をつくる手続きをしなければいけません。
手間も時間もかなりかかってしまいますよね。
消費者金融の場合は、特定の銀行口座を用意する必要はありません。
振込で借入したり、口座振替で返済を行う場合は銀行口座が必要ですが、基本的にはどこの金融機関でもOKです。
申込の手軽さを取っても、消費者金融の方がオススメです。
【消費者金融のメリット】
4.家族や職場にバレにくい
カードローンでお金を借りていることって、できれば誰にも知られたくないですよね。
特に職場の人や家族に知られたくないという人が多いですが、消費者金融であればバレずに借入する方法があります。
消費者金融が会社にバレにくい理由
職場の人にバレないようにするためには、審査時に行われる在籍確認の電話に気をつける必要があります。
あなたが本当に仕事をしていて、返済する能力があるかどうかを確認するための電話です。
銀行カードローンの場合は、「〇〇銀行の□□と申しますが、△△様はいらっしゃいますか?」とかかってきます。
カードローンの利用について話をされることはありませんが、勘のいい人は、その時点で気づいてしまうかもしれません。
消費者金融の在籍確認は、会社名は名乗らずに「□□と申しますが、△△様はいらっしゃいますか?」のように、担当者の個人名でかけてきます。
これだけでは、カードローンの在籍確認と断定することはできませんので、会社にバレるリスクは最小限に抑えることができますね。
もし会社の人から何の電話か聞かれた場合は、「クレジットカードを申し込んだ」とでも言っておけば、それ以上は追及されることはないでしょう。
消費者金融が家族にバレにくい理由
家族にカードローンの利用がバレやすいポイントは、郵送物とカードです。
銀行カードローンの場合、郵送物を避けることができない場合があります。
特にネット銀行のカードローンは、必ずカードが自宅に届けられてしまいます。
家族が郵送物を見て、中身を開けられてしまったら、カードローンの利用がバレてしまいますよね。
また、財布の中にローンカードがあるのを見られることでもバレてしまいます。
財布以外のところにしまっておくこともできますが、どこにしまったか忘れてしまったり、家の中で絶対にバレない場所を探すのも大変ですよね。
消費者金融の場合は、カードの受取を自動契約機で行えば、郵送物が自宅に届けられないで済みます。
また、最近はインターネットだけのやり取りで、カードの発行をせずに利用ができる消費者金融もあります。
カードが存在しなければ、隠し場所に悩むこともありませんね。
【消費者金融のメリット】
5.30日無利息期間を活用すれば断然オトク
銀行カードローンは、低金利を売りにしているところが多いです。
金利が低ければ低いほど、返済するときに支払う総額が少なくて済みます。
消費者金融の場合は、低い金利の代わりに30日間無利息の特典をつけている会社があります。
契約(または借入)をしてから30日以内に全額を返済すれば、借入した金額の返済だけでそれ以上は一切のお金がかからないということです。
短期間で返済ができる人は、どんなに金利が低い銀行カードローンを利用するよりも、無利息期間がある消費者金融で借りた方が断然お得ですよね。
消費者金融のデメリットは2つ
ここまでは、消費者金融のメリットについて説明しましたが、当然デメリットもあります。
このデメリットを受け入れられないという場合は、銀行カードローンの方が適している場合もあるので、しっかりチェックしてくださいね。
【消費者金融のデメリット】
1.金利が高い
先ほども説明した通り、銀行カードローンは低金利のところが多いです。
消費者金融の多くが上限金利年18%に設定されていますが、銀行カードローンの場合は年15%未満の低金利のところがほとんどです。
消費者金融は短期間の借入であれば、30日間無利息の特典で、トータルで考えると安く抑えることができますが、高額の借入をして1年以上の長期間で返済する場合などは、銀行カードローンの方がお得な場合があります。
いずれにしても、借入をする前に返済のシミュレーションをして、お得に返済できる方を選ぶようにしてくださいね。
【消費者金融のデメリット】
2.借入金額に上限がある
消費者金融で借入する場合は「総量規制」という規制に注意が必要です。
簡単に説明すると、借入金額が年収の3分の1までに制限されてしまうというものです。
例えば年収が300万円の人の場合は、法的に100万円までの借入に制限されてしまうのです。
銀行カードローンの場合は総量規制の対象外なので、審査に通りさえすれば総量規制を気にせずに借入することができます。
ただし、銀行カードローンは審査の通過率が消費者金融と比べると低いことを忘れてはいけません。
年収の3分の1を超えるような高額の審査の場合は、それだけ審査に落ちる可能性もありますよ。
おすすめの大手消費者金融4社
ここまで、消費者金融のメリットとデメリットについて解説しました。
総合して見ると銀行カードローンよりも多くのメリットがありますよね。
次は、大手消費者金融の中からオススメの4社を紹介します。
どれもおすすめなのですが、それぞれで他社にはない強みを持っています。
あなたが希望する条件に応じて、申し込むカードローンを選んでくださいね。
プロミスは原則銀行への振込が24時間可能。カードなしも可
金利 | 年3.0~17.8% |
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最大限度額 | 500万円 |
無利息期間 | 初回借入日の翌日から30日間 |
カード無し利用 | 可 |
プロミスの特徴は、一部を除いた銀行振込が24時間可能であるということです。
地銀も含め、多くの銀行で土日でも24時間振込で借入ができますよ。
振込での借り入れを希望する人には、時間を気にしないでいいのが嬉しいですよね。
インターネットで契約をした場合、カードの発行なしで取引が可能というのも助かりますね。
家族や会社に絶対に内緒にしたい人はSMBCモビットのWEB完結がおすすめ
金利 | 年3.0~18.0% |
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最大限度額 | 800万円 |
無利息期間 | なし |
カード無し利用 | 可 |
家族や会社に絶対にバレないで借りたいという点を一番重視する人にはSMBCモビットのWEB完結がオススメです。
どの消費者金融でも、インターネットを使ったWEB完結の取引が可能ですが、審査の結果連絡や、在籍確認の電話があるなど、完全にインターネットだけで完結するところはありません。
SMBCモビットのWEB完結は、原則、完全にWEB完結です。
職場への電話も、審査結果の電話連絡もありません。(審査結果はメールで連絡があります)
WEB完結の場合はカードも送られてこないので、職場にも家族にもバレずに借入できますね。
人と話すのが苦手で、オペレーターの人とも話をしたくないという人にもおすすめですよ。
アイフルはカードなしでATMの利用ができる
金利 | 年3.0~18.0% |
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最大限度額 | 800万円 |
無利息期間 | 契約日の翌日から30日間 |
カード無し利用 | 可 |
アイフルも、一部の金融機関を除き24時間振込が可能で、カードなしで取引が可能です。
ただ、それだけではありません。
アイフルの最大の特徴は、インターネットでカードなしの契約をした後に、ATMで借入ができるという点です。
通常、ATMで借入するためには、カードの発行は避けられません。
アイフルの場合は、アイフルのスマホアプリを利用すれば、全国のセブン銀行ATMで現金を引き出すことができるんです。
振込で借りると銀行の通帳に履歴が残ってしまいますが、ATMで借りればその心配もありませんね。
業界最大手のアコムは自動契約機の数が一番多い
金利 | 年3.0~18.0% |
---|---|
最大限度額 | 800万円 |
無利息期間 | 契約日の翌日から30日間 |
カード無し利用 | 不可 |
アコムは消費者金融の中でも最大手の優良企業です。
自動契約機の数も一番多いので、日本中どこの都道府県にいてもカード受け取りができるでしょう。
また銀行振込で借入をする際に振込先を楽天銀行にすれば、土日祝日でも24時間借入ができます。
普通は、金融機関の営業時間である平日の15:00を過ぎると、口座に反映されるのが翌営業日になってしまいます。
土日でも24時間借入ができるのは、振込で借入したい人にとって大きなメリットですよ。
一般的なイメージでは、普段の生活でもよく利用する銀行のカードローンの方が安心して借入できるという人が多いですよね。
しかし、消費者金融の特徴を一つずつ見て行くと、銀行カードローンよりもメリットが多いことがわかります。
しっかりスペックを確認して、後悔しない借入をしてくださいね。